埼玉県内における労災件数は、休業4日以上の労災件数と死亡件数は以下のようになっております。 ・令和元年 休業4日以上の労災=4979件 死亡=31件 ・令和2年 休業4日以上=5249件 死亡=15件 このように・・・
「労災コラム」の記事一覧
令和2年 埼玉県内の労災死亡事故事例(11月末時点)
厚生労働省埼玉労働局の発表によると、埼玉県内では、以下のような労災死亡事故が発生しています。 労災で死亡された労働者の遺族の方には、遺族(補償)給付が認められます。 具体的には、被災労働者と遺族の方との間の身分関係に応じ・・・
労働基準監督署の所在地
当事務所では、労災の電話相談を受け付けておりますが、その中で、事業主・雇い主が労災申請をしてくれない(協力してくれない)というご相談をよく聞きます。 この場合、所定の手続きを経れば労災給付が受けられる可能性が高いのですが・・・
事業主が労災申請をしてくれない場合には労災にならない?
当事務所では、労災の電話相談を受け付けておりますが、その中でしばしば聞かれるのが、事業主・雇い主が労災申請をしてくれない(協力してくれない)、というものです。 確かに、労災による給付申請書には、事故の発生について事業主の・・・
労災で休業補償給付(休業損害)はいつまでもらえるか?
休業給付について 労災事故にあった場合、ケガで休業を余儀なくされることがあります。 そこで気になるのは、「会社を休んでいる間の休業損害はどこからどれくらいでるか?」だと思います。 結論として、労災保険から休業給付がでるこ・・・
各労災保険給付の支給事由と内容について
厚生労働省のホームページによると、以下のように表でまとめられています。 ことばだけ見ると難しく感じますが、言い換えると、 治療費、交通費、休業損害、逸失利益、葬儀費(死亡した場合)などが支給されますよという内容となってい・・・
柔道整復師など、労災保険の対象が拡張されました!
今般、労災保険の加入対象者が拡張されました。 厚生労働省によりますと、いわゆるフリーランスとして働く人の中でも、これまでは建設業者のいわゆる一人親方などが対象とされておりましたが、新たに、 ①柔道整復師、 ②芸能従事者、・・・
事故での賠償について、定期金賠償を認める最高裁判決
令和2年7月9日、交通事故についてですが、事故での賠償について保険会社に対し、被害者が毎月一定額を受け取る「定期金賠償」を命じる最高裁判決が下されました。 この判決は、今後の交通事故の賠償に影響すると思われますので、本コ・・・
仕事中の腰の痛みとケガ(ぎっくり腰含む)は労災となるか?
仕事中に腰を痛める方は多いです。腰を痛めた場合に、労災となるケース・労災認定されないケースの分かれ目はなんでしょうか。 簡単に言うと、その痛みの発生が、「業務に起因」し、かつ「業務遂行中」である必要があります。つまり、「・・・
労働者の性格が損害賠償に与える影響(過失相殺)は?
労働災害の中には、長時間労働によって、うつ病に罹患し、自死してしまうというケースがあります。 超有名な判例としては、【電通事件】があります。 日本経済のバブル崩壊が起こった1991年、その年の8月頃に、電通の社員が自殺し・・・